朝倉陣営が、斎藤戦について語っておりました↓
気になったところをメモしていきます。
(朝倉未来 対 斎藤裕については、20分30秒あたりからです。)
作戦がバッチリはまっていたらしい
朝倉未来 対 斎藤裕の話題になってから、セコンドの佐々木さんは開口一番に「ハマりましたね。戦略が」とのことで、どうやらバッチリだったようです。
寝てからの膝は想定済み
3Rの終盤、朝倉未来選手が上になった時、朝倉選手の膝が斎藤選手の顔にヒットしました。
これは斎藤選手がもぐってくるという癖を見抜いて、あえて隙間を作り膝が当たりやすいようにしていたそうな。
2Rのカウンターの右フックは控室でも練習
2Rの中盤、斎藤選手のワンツーに合わせて朝倉未来選手の右フックが炸裂しました。どちらも顔にヒットしていたので相打ちっぽいのですが、素早くコンパクトにカウンターを合わせた朝倉選手の右フックの方が与えたダメージは大きかったように思えます。
で、この右フックは控室でも練習していたそうです。控室では右フックが『ちょっと詰まっていた』らしく、可動域を広げられるような練習をしていたそうな。
1Rのインターバルでは「ポイントを取られている」と伝えていた
1Rが終わりインターバルになると、朝倉未来選手はセコンドに「どう?」と尋ねました。
セコンドは「取られている」と、微妙だけれど斎藤選手に取られているとはっきり言ったそうです。
前回とは違いますね。前回の反省を、セコンド陣もいかしております。
そういうこともあり、2Rで右のカウンターを合わせた後、追撃にいったのでしょう。いままでの朝倉選手であれば、もう少し様子を見たはずです。
堀さんも「今までなら見てたけど、今回はいったね」と。
斎藤戦でもクレベル戦でもいかなかった、だから負けたのかもしれない。そういう後悔が朝倉選手にはあったのでしょうね。
斎藤選手も試合後インタビューにて、「つめてきたのが1つの分かれ目だったのかなぁ」と言っています。(4分50秒あたりです)
「いかなかった後悔取り戻せない」…斎藤選手の言葉が思い起こされます。
朝倉未来選手がリスクを冒してでも勝負を取りに行こうとするところが、1年前の斎藤戦からもっとも進化したとこなのかもですね。(裏目に出る可能性もあるのが、格闘技の怖いところなのですけど。)
プレスをかけたら絶対に突っ込んでくるので、そこに膝を合わせる
今回、朝倉未来選手はテンカオ(膝)を多用していました。
牛久選手に膝をもらった斎藤選手ですから、朝倉陣営は「そこに穴がある」と思ったのか、カットへの警戒心を強めるためなのか、なんども膝を合わせようとしていました。
振り返り動画では「斎藤選手はプレスをかけたら絶対に突っ込んでくるので(タックルとか)、そこに膝を合わせよう」と言っております。
バレとる!プレスをかけられたら余計に前進する斎藤選手の癖、バレとる!斎藤選手の怯まないところは強さでもあるのですが、カウンターを得意とする朝倉選手にとっては餌食なのかも。
朝倉未来選手、そして朝倉陣営、あっぱれです!
朝倉未来選手、はやいとこRIZINのベルト巻いちゃってください。そして海外勢との試合も見せてください!
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